急性扁桃炎・慢性扁桃炎|喉の病気
扁桃炎の症状は、のどの痛み、発熱、あごの下や頚部のリンパ節の腫れです。その他に耳や側頭部に痛みが放散することもあります。
鼻風邪をひいて扁桃炎を併発したり、扁桃炎がもとで鼻や喉頭、気管などに炎症が波及していわゆる風邪症状を引き起こしますので、本人は風邪をひきやすいあるいは風邪をひくと、すぐのどが痛くなると思われている場合が多くあります。
原 因
扁桃は、細菌の侵入口にある上に、表面に腺窩と呼ばれる穴がたくさんあるため細菌の巣になりやすく、本来、小児の時期に感染を防ぐ役割を果たしていたにもかかわらず、かえって感染源になってしまう場合があります。
こうした感染を繰り返している扁桃は、大人になっても縮小しきれずに炎症が続き、ある程度の大きさを保つことになります。これが慢性扁桃炎といわれる状態です。
このように、扁桃に病原菌が常在しているような人は、疲労のために体の抵抗力が弱った時や、新たに細菌の侵入を受けた時などに、扁桃の病原菌の力が体の抵抗力を上回り、急性扁桃炎を引き起こして発熱、のどの痛みなどを生じます。
症 状
咽頭痛(のどの痛み)、嚥下困難(食事が飲み込みにくい)、耳痛、頸部痛、全身倦怠感、発熱などが主な症状です。
治 療
- (1)内服治療 抗生剤・鎮痛剤などを内服
- (2)点滴治療
- 炎症がひどい場合は、入院加療などにて抗生剤点滴をします。可能であれば朝夕1日2回行った方が効果があります。食事が摂れない場合は、水分も点滴で補給します。
- (3)手術治療
- (扁桃摘出術) 扁桃炎を繰り返す場合は、炎症が治まっている時に、扁桃を摘出し、再発を防ぎます。扁桃の摘出以降は扁桃炎によって咽頭痛・発熱を起こすことはなくなります。ただし、これは風邪をひかなくなることとは意味が違いますので誤解の無いようお願いします。
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喉の手術について